前回ご紹介した青磁色の機械すき和紙製畳表(たたみおもて・ゴザ部分)。
お陰様で発売開始前よりご注文をいただき、好評となっております。
本日新たにご紹介するのは、140年以上もの間、英国をはじめとした、世界中のファンを魅了し続けているLiberty(リバティ)ファブリックスを使ったミニ畳<Joe>です。
当店では10年近く前からリバティのミニ畳を作るようになりましたが、今回は浅葱色の畳表に合うリバティを中心に取り揃えました。
Libertyとは・・・
創業者は、アーサー・ラセンビィ・リバティ。
1875年に百貨店の前身となる「リバティ商会」を設立。卓越した審美眼によって集められた東洋のファブリックや装飾品はたちまち評判となり、人気店へと成長を遂げます。
1889年には、夫人を伴って日本に3か月間滞在。芸術や文化に触れ、ありとあらゆる美術工芸品を大量に買い付けたことからも、リバティ氏自身にとっても日本がどれほど重要な存在であったかが伺えます。
1920年代には、リバティの代名詞となる画期的な生地、タナ・ローンを開発。あたかもシルクのような光沢と手触りをもつ、このユニークなコットンが、リバティの人気を不動のものとしました。
また、繊細な手仕事が「リバティ」の名を世界に知らしめる独創的で美しいプリントを次々と生み出していきました。
今日では、デジタルプリント技術が導入されていますが、かつてのハンド・プリントを進化、機械化させたいわゆるアナログの技法も健在。
常に技術の最前線を走りながら、歴史が培った伝統の技にさらなる磨きをかけていく――。すべては、美しいプリントを世に送り出すために。
LIBERTYより一部抜粋
Margaret Annie(マーガレット・アニー)
夏の庭園に次々に咲き誇る花々をひとつのデザインにまとめた柄。
今年のトレンドでもあるくすみパステルカラーのリバティ生地に
艶感のない和紙製畳表青磁色が全体的にシックに上品な印象に仕上がりました。
Small Susanna(スモール・スザンナ)
リバティ2005年春夏コレクションに初めて登場した、
大小さまざまなひまわりをモチーフに、繊細な描写が目を引く陽気なデザイン「スザンナ」。
スモール・スザンナはそのスザンナをベースに、2008年春夏用に丹精こめてアレンジされたコンテンポラリーなデザインです。
Theodora(セオドラ)
アーティストのジョセフィン・ゴマソールが描き水墨画的なタッチで色づけした柄で、カウパセリ、ワスレナグサ、ブルーベル、カウスリップ、ライラックなどの花をモチーフにした美しく大胆な構図の風景画です。
Bell Flower(ベル・フラワー)
1965年にデザインされ、1966年にリデザイン。
野生の草花がS字のようにカーブをしながら描かれています。
畳表は人気の薄桜色と青磁色と一緒に初めて仕入れた乳白色。
リバティの生地は同じでも、畳表の色を変えるだけで、このように雰囲気が変わります。
皆さまはどちらがお好きでしょうか?
涼しげな色合いで仕上げたミニ畳<Joe>、
この夏にいかがでしょうか?
贈り物としてご希望の方へは簡易ラッピングを無料サービスせていただきます。
もっと身近に『畳』という日本文化をお楽しみください✿
そして是非この機会にリバティでミニ畳〈Joe〉の世界をお楽しみください☺️
リバティのミニ畳は各オンラインマーケットにて好評発売中☆
当店が長年集めてきた15種類のリバティファブリックスを使ってフルオーダーをご希望される方は、とってもお得に作れる下の記事を是非お読みくださいませ❣