
長南畳店に、新しいカテゴリーとして
テーブル茶道のためのミニ畳「茶畳(ちゃたたみ)」が仲間入りしました。
「テーブルの上に、小さなお茶室を。」
そんな想いを込めて、洋室のダイニングテーブルやリビングの一角でも、もっと気軽にお茶の時間を楽しんでいただけるようにお作りしたミニ畳です。
椅子に座ったまま、お気に入りの茶碗でお抹茶を点てる時間。
その手元に一枚の畳があるだけで、いつものテーブルに少し凛とした和の雰囲気が生まれます。
きっかけは、テーブル茶道用ミニ畳のフルオーダー
茶畳を定番作品として作ろうと思ったきっかけは、数年前から少しずついただくようになった、テーブル茶道用ミニ畳のフルオーダーでした。
ご自分用としてはもちろん、贈りものとしてご依頼いただくこともありました。
「テーブル茶道に合う畳が欲しい」
「テーブルの上で趣味のお茶を楽しむために使いたい」
そんなご相談をいただく中で、テーブル茶道という楽しみ方に、長南畳店のミニ畳が寄り添えるのではないかと感じるようになりました。
実際にご愛用いただいたお客様のご紹介記事もございますので、
よろしければあわせてご覧ください。
海外からも届いた、テーブル茶道用のご相談
印象的だったのは、海外のお客様からもテーブル茶道用の畳についてご依頼をいただくようになったことです。
特にタイからのご相談が続きました。
抹茶ブームの影響もあるのか、個人で茶道を楽しんでいる方や、個人輸入としてお求めくださっていると思われる方から、フルオーダーのご依頼をいただくことがありました。
日本の畳や茶道の雰囲気を、遠く離れた場所でも楽しみたい。
そんな想いに触れるたびに、畳という日本文化が、思っている以上に広く届いていることを感じました。

もっと気軽に茶道を楽しむ、という考え方
茶畳を定番作品としてお届けするなら、まずは私自身もテーブル茶道を体験してみたい。
以前からずっと興味があったことに加え、作品づくりや商品ページの撮影をするうえでも、テーブル茶道の雰囲気を自分の中で確かめておきたいと思い、実際に体験に申し込みました。
茶道というと、少し敷居が高いもの、
きちんとした茶室や道具が必要なもの、
という印象を持つ方も多いかもしれません。
実際に体験してみると、
想像以上に満足度の高い時間でした。
季節のお菓子をいただけたことも嬉しかったのですが、それ以上に、テーブルの上でお茶を点てる時間そのものがとても心地よく、有意義に感じられました。
正直、お作法は覚えることがたくさんあり、一度の体験ではとても覚えきれませんでした。
けれど、それも含めて「また体験したい」と思えるほど、 テーブル茶道には気軽さと奥深さの両方があり、 「気軽に茶道を楽しめる」という魅力を感じることができました。
その考え方は、長南畳店が大切にしてきた
「畳をもっと身近に楽しんでほしい」
という想いにも通じるものでした。
本格的な茶室でなくても、
洋室のテーブルの上でも、
手元に畳が一枚あるだけで、
心が少し整うような時間が生まれる。
その楽しさを、ミニ畳を通してお届けできたらと思い、
茶畳を定番作品として制作することにしました。

お気に入りの器で楽しむ、私なりのテーブル茶道
テーブル茶道を体験したことをきっかけに、商品ページの撮影だけでなく、自分でも実際に茶畳を使ってお茶を楽しんでみたいと思うようになりました。
せっかくなら、お気に入りの茶碗や道具を揃えたい。
そんな気持ちで、かっぱ橋まで行って抹茶茶碗を探して歩いたこともありました。
いろいろなお店を見て回った末に、
最終的に選んだひとつが、
今回の写真にも登場している白い器です。
実はこれ、抹茶茶碗ではなく丼茶碗なのですが、
手に取った時のサイズ感やフィット感、
そして内側の麻の葉模様のような柄が気に入り、選ぶことにしました。
テーブル茶道では、お気に入りのカフェボウルや器で楽しんでもよいと教えていただきました。
“きちんとした道具でなければいけない”のではなく、自分が心地よく使えるものを選んでいい。
その自由さも、テーブル茶道の魅力だと感じています。
また、撮影小物として探していた中で、一目惚れして迎えた小さな鉄瓶もあります。
予定外のお買い物でしたが、今ではとても気に入っている道具のひとつです。
それ以来、毎日のようにお茶を点てて飲む時間ができました。
ほんのわずかな時間ではありますが、
お茶を点てる所作や、畳の上に茶碗を置くひとときが、一日の中に小さな落ち着きをくれています。

※テーブル茶道の使用イメージとして撮影しております。
茶道の流派や作法に基づいた正式な配置ではない場合がございます。
暮らしの中で気軽にお茶を楽しむためのイメージとしてご覧ください。
茶畳に込めた、長南畳店のこだわり
茶畳(ちゃたたみ)は、これまでの長南畳店の定番ミニ畳とは仕様を変えています。
見た目の美しさだけでなく、テーブルの上でお茶を点てる時間に自然になじむよう、細かな部分を見直しました。
茶室の畳を意識した畳表の向き
まず大きく違うのは、畳表の向きです。
通常のミニ畳とは畳表の目の流れを変え、茶室でお茶を点てる時の畳の向きを意識して仕立てました。
小さな畳ではありますが、テーブルの上でも少しでも“茶道らしさ”を感じていただけるように。
そんな思いを込めています。

お茶を点てやすい、少し低めのフラット仕様
畳表だけの薄いマットとはまた違う、小さくても“畳らしい存在感”を感じていただけるように。
一方で、テーブルの上で使うものだからこそ、お茶を点てる時に高さが出すぎず、手元の動きに負担がかかりにくいよう、一般的なミニ畳よりも少し薄めの材料を選びました。
畳らしさは大切にしながら、テーブル茶道の時間にすっとなじむよう、約1.2cmのフラット仕上げにしています。

茶碗を引き立てる乳白色の和紙製畳表
畳表には、やわらかく明るい印象の和紙製畳表・乳白色を使用しています。
主張しすぎない上品な色合いなので、抹茶茶碗はもちろん、普段使いの器やお気に入りの茶碗とも合わせやすく、テーブルの上にすっとなじみます。
畳縁には、京都・西陣の金襴生地を使用。
金襴ならではの織りの表情が、茶碗や茶道具を静かに引き立て、日常のテーブルにほどよい華やかさを添えてくれます。

サイズと色をお選びいただけます
茶畳は、使い方やテーブルの広さに合わせてお選びいただけるよう、
MサイズとSサイズをご用意しました。


Mサイズは、茶碗や茶筅をゆったり置いて楽しみたい方に。
Sサイズは、コンパクトにお茶の時間を楽しみたい方や、省スペースで使いたい方におすすめです。
また、MサイズとSサイズでは全体のバランスを整えるため、畳縁の幅が約3mm異なります。

小さな違いではありますが、サイズごとに見た目の美しさと使いやすさを考え、それぞれに合う幅で仕立てています。
畳縁は、京都・西陣の金襴生地を使用し、落ち着いた華やかさのある「紺色」と、やわらかく明るい印象の「白色」の2色をご用意しています。
同じ乳白色の畳表でも、畳縁の色によって雰囲気が変わるので、
お手持ちの茶碗やお部屋の雰囲気に合わせてお選びいただけます。
洋室のテーブルにも、そっと和の空気を
茶畳は、茶室をそのまま再現するためのものではありません。
けれど、洋室のダイニングテーブルやリビングの一角に一枚敷くだけで、そこに小さな和の空気が生まれます。
お気に入りの茶碗を置いて。
お抹茶と季節を感じるお菓子を用意して。
ほんの少し背筋が伸びるような、でも堅苦しくないお茶の時間。
そんな暮らしの中の小さなひとときに、茶畳をお使いいただけたら嬉しいです。

※洋室のテーブルで茶畳を楽しむイメージです。
茶畳で、もっと気軽に畳とお茶の時間を
畳も茶道も、日本の大切な文化です。
でも、どちらも特別な場所だけのものではなく、もっと日常の中で楽しんでいいものだと思っています。
テーブルの上に、小さなお茶室を。
茶畳が、いつもの暮らしの中でお茶の時間を楽しむきっかけとなり、畳のある心地よさを感じていただける一枚になりましたら幸いです。

茶畳はこちらからご覧いただけます
茶畳は、当店公式オンラインストアと、ハンドメイドマーケット「Creema」にてご覧いただけます。
Mサイズ・Sサイズは、各商品ページのオプションよりお選びください。
▼茶畳・雲花紋(白パール色)
公式オンラインストア/Creema
▼茶畳・雲花紋(紺色)
公式オンラインストア/Creema











