
公式LINEからご相談くださったのは、手作りのシーサーを飾るための畳と、長机の脚に敷く畳をご希望のお客様。
今回のご注文内容は、
・シーサー用の畳(40×15cm)1枚
・長机の脚用の畳(58×10cm)2枚
どちらも、置く場所や用途がはっきりしていたため、それに合わせて仕様を調整しながら丁寧に仕立てていきました。
手作りシーサーの台座用ミニ畳
当初ご希望いただいていた金襴生地は、残念ながら在庫切れ。
恐らく廃盤のため再入荷も難しく、代わりに雰囲気の近い生地をご提案し、その中からお選びいただいてお作りしました。
雛人形用としても人気のある上品な金襴生地を使用し、手作りの想い出シーサーの“特等席”になっていたら嬉しいな…そんな気持ちを込めてお作りしました。


長机の脚に敷く畳

こちらは実用性を重視したご依頼で、
恐らく和室の畳を傷めないように――
つまり、“畳を畳で守る”というやさしい工夫だったのではないかと思います。
ご希望の畳縁は当店では取り扱いがなかったため、代わりに手元にある畳縁の中からご提案させていただきました。
また必要に応じて、「町の畳屋さんの方が、ご希望に沿った畳縁が見つかるかもしれません」
というご案内も添えています。
当店はどちらかというと、インテリアとしてのデザイン性を重視したミニ畳をお作りしています。
そのため、より強度や実用性を求める場合や、大きめのサイズをご希望の場合など、お客様のご要望によっては、地元の畳屋さんへのご相談も一つの選択肢としてご案内することがあります。
それでもご依頼いただけるのは、本当にありがたいことです。

実用性と美しさ、その両方を満たす仕上がりを目指し、設置場所や畳縁の幅に合わせてサイズや仕様を細かく調整いたしました。
「このサイズで縁をつけたら畳表の見え方はどう変わるか?」
「厚みによる使用感の違いはどうか?」など、
実際にお使いになるシーンを具体的にイメージしながらお客様と丁寧にやり取りを重ね、ひとつひとつ形にしていきました。

暮らしに合う“ぴったり”を一緒に探して
長南畳店では、「ここにこんなふうに置きたい、使いたい」
そんな声に寄り添って、一緒に“ちょうどいいかたち”を探しています。
「ここにお願いしてよかった」と 思っていただけるように・・・
暮らしの中にそっとなじむ畳、これからも心を込めて、お作りしていきます。
※ただいま長南畳店では、20周年の感謝を込めた特別企画を実施中です。
フルオーダーをご依頼いただいたお客様には、次回ご使用いただけるクーポンや、ささやかな特典をご用意しております。
詳しくはこちらをご覧ください。