
父を想い、静かに整える“居場所”
想いをかたちにする、世界にひとつのミニ畳
今回ご紹介するのは、お父様を偲び、 ご自宅に小さな“居場所”を整えたいという想いからご依頼いただいた、 フルオーダーのメモリアル畳<仏畳>です。
ご相談をいただいたのは、 以前minneにて雛人形用のミニ畳をご購入いただいたお客様。
その際から「今度は父のための畳をお願いしたい」と お声がけくださっていました。
制作のきっかけは、ご家族のあたたかな想いから
minneでの出会いから始まったご縁
お父様はお客様のご実家にある仏壇でご供養されていましたが、 ご自身のご家庭にも写真やお骨の一部をお祀りされており、 「納骨を終えたあとも、写真のそばに小さな仏花とおりんを置いて、 父の居場所として整えてあげたい」 という温かなご相談から、この制作は始まりました。
ご相談と配置イメージ図で形にしていく時間
飾りたい場所のサイズは、限られた棚上のスペース。
広告のチラシを畳サイズに折って大きさを確認してくださり、 仏花やお写真、息子さんの結婚式の写真の配置も想像しながら、 畳縁幅を考慮しながら何度かサイズを調整しつつ、一緒にかたちを探っていきました。
選ばれたのは、青海波桜の金襴畳縁
初めて使用する金襴「青海波桜」。
やさしい藤色に、白く浮かび上がるような青海波模様と桜柄が やわらかく、凛とした印象を与える特別な一枚となりました。



完成後に届いた、心に残るメッセージ
小さな畳が結んでくれた、父と娘のつながり
納品後には、お写真と共に心のこもったメッセージをお寄せくださいました。
父が亡くなって3年
節句、お雛様飾りを置くミニ畳を知り
和室が好きな父。
そんな父の写真の下に敷いてあげられたらと思い長南畳店さんに相談にのっていただいて、仕上がってきた小さな畳に自分と父との心での繋がりができた気がしてます。
これからもずっと見守ってくれているだろう父。
そんな父への「ありがとう。これからも宜しくお願いします」の想いを込めてプレゼント。
父が祝ってくれていた三男の結婚。
式を見ることなく亡くなってしまった父。
一緒に写真を飾って置くことに。
ミニ畳をお願いして良かった。と思う今日でした。
完成させて届けていただいてありがとうございました。

この言葉に、ことばにできないほどの想いを感じ、この畳が、ご家族様にとってのかけがえのない“居場所づくり”に少しでも役立てたことに、心からの喜びと感謝を覚えました。
想いを託す畳を、おつくりしています
まずはご相談だけでも、お気軽にどうぞ
ミニ畳は、ただの小さな畳ではありません。 誰かを想う気持ちを、そっとかたちにしてくれる存在でもあります。
もし、大切な人の「居場所」を整えたいときは、 どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの想いに寄り添いながら、 心を込めてお手伝いさせていただきます。
お気軽にこちらよりご相談ください🕊
また、ただいま20周年ありがとうキャンペーンを開催しております。
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