
今回ご紹介するのは、それぞれ異なるお客様からご相談いただいた、雛人形用ミニ畳のフルオーダー事例です。
実例① 祖母の代から受け継がれたお雛様のために
こちらのご相談は、お祖母様の代から大切に受け継がれてきたお雛様用の畳についてでした。
長い年月の中で親王台の汚れが気になるようになり、「新しく整えてあげたい」というお気持ちから始まったご相談です。
最初のイメージから少しずつ変化していくデザイン
当初は、ピンク色が入った可愛い系の生地をご希望されていたお客様。
しかし年代を重ねたお雛様であることを踏まえ、お話を重ねる中で実際の雰囲気に合うかたちを一緒に探していく過程となりました。
その中でAI画像も活用しながら、仕上がりのイメージを視覚的に共有。
すると、最初にご希望されていたデザインよりも、
落ち着いた控えめな色味の方が自然に馴染むことが見えてきました。


“見てわかる”ことで決まっていく方向性
AIで作成したイメージをご覧いただいた際には、
「AIすごいですね。そのままです」とのお声もいただきました。
実はこの生地、お客様が長南畳店のInstagramに掲載していた作品画像をスクリーンショットで送ってくださり、「この生地は使えますか?」とご相談いただいたもの。
私の手元にはない生地でしたが、人形専門店の京玉様へお願いしたところ快く販売してくださり、お客様のご希望に沿って制作することができました。

完成後のお声
お届け後には、次のようなお言葉をいただいています。
「イメージ通りの仕上がりで嬉しいです。
また、機会がありましたらお願いしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。」
大切なお雛様の雰囲気を損なうことなく、
新しいかたちとしてお役に立てたことを嬉しく思います。
実例② ご相談内容をもとにご提案した3つのプラン
次にご紹介するお客様は、雛人形のお写真と共に、天然い草の龍鬢表(りゅうびんおもて)と繧繝縁(うんげんべり)をご希望されてのご相談でした。
そこで、ご希望の組み合わせを含めながら、
- 龍鬢表(天然い草)
- 和紙製畳表(黄金色)
- 和紙製畳表(乳白色)
この3パターンをご提案しました。
特に乳白色は、お雛様のお衣装の色味をより引き立てるのではないかと思い、ご提案に加えました。
サイズとのバランスや、お雛様のお衣装との相性も考えながら、それぞれ異なる雰囲気をお楽しみいただけるようにしたご提案です。



AI画像で完成イメージを共有
今回も生地と畳表の組み合わせ写真だけでなく、完成したミニ畳のイメージ画像や、お雛様と組み合わせたイメージ画像も作成してご案内しました。
実際に飾った時の雰囲気をイメージしながら検討していただけるため、
「とても分かりやすく感激しておりました」
という嬉しいお言葉をいただきました。

ご紹介できない部分にも、大切なやり取りがあります
今回の二つの実例では、生地や畳表の組み合わせ写真に加え、AIを活用したミニ畳の完成イメージや、お客様のお雛様と組み合わせた飾り付け後のイメージ画像もご用意しながらご提案を進めました。
お客様のお雛様のお写真をもとに作成したイメージもあるため、残念ながらブログではご紹介できませんが、実際には完成後の雰囲気をできるだけ想像しやすい形でご案内しています。
フルオーダーだからこそ生まれる迷いや悩みもありますが、その時間も含めて楽しんでいただけるよう、これからもお手伝いできたら嬉しく思います。

※こちらはブログ掲載用に作成したAIサンプル画像です。
実際のご提案では、お客様の雛人形に合わせたイメージ画像を作成しています。
おわりに
末永く飾るものだからこそ、見た目の好みだけでなく、お雛様との相性や飾ったときの雰囲気も大切にしたいと考えています。
飾るたびに「これで良かった」と思える一枚をお届けしたい。
そのため長南畳店では、お客様のお話を伺いながら、一緒に似合うかたちを探していくことを大切にしています。
「どんな畳が合うかわからない」
「今使っている台座を新しくしたい」
「手持ちのお雛様に合う親王台を相談したい」
お写真を拝見しながらご提案することもできますので、どうぞお気軽にご相談ください。











