今日ご紹介するのは平安時代のゲームキャラクター【遙かなる時空の中で2】のぬいぐるみさんたちを飾るためのミニ畳です。
キャラが従三位のため…(省略)…落ち着いた高級感のある平安時代から使われていた古典的な柄のものを希望いたします。
このご要望にお応えするために、平安時代から続く伝統柄を一つひとつ調べ、年表と照らし合わせて確認。
さらに、ぬいぐるみさんたちにぴったりの色合いも考慮して最適な生地を見つけ出しました。
メインの生地には「紗綾型に花唐草」の文様を
「紗綾型」は奈良時代から日本に伝わる卍模様がアレンジされたもので、平安後期には家紋としても使われ始めました。
「唐草模様」は古代エジプトやギリシャに始まり、7世紀頃に中国を経て日本に伝わったとされます。
平安時代以降になると、菊や梅、桜、桐などの花をモチーフにした和風の唐草模様が生まれたそうです。
差し色には「幸菱」文様をプラス
「幸菱」は古代より世界中で用いられた原初的な文様で、平安時代からは綾織物の地文様に用いられるようになったといわれています。
オレンジ色の部分はわずか約2.5㎜しか表現できない部分ですが、そこにもこだわりを持って生地を選びました。
畳表は若草色
今回使用したのは、灰緑色とオレンジ色に調和する若草色の和紙製畳表です。
この優しい色合いが、キャラクターである藤原幸鷹さんと高倉花梨さんの魅力をより一層引き立ててくれると思いました☺
お客様の声と写真
推しカラーを使ったカスタムオーダーでここにしかない一枚を作れて本当に良かったです。
早速手作りのぬいぐるみと一緒に飾らせていただきました。
高級感があり、平安時代の雅な雰囲気にもマッチしていてとてもお気に入りです。
今回は古典的なものをとお願いいたしましたが、パステルカラーの現代風な畳も非常に可愛らしく、また別の機会がありましたら是非手に取ってみたいと思っております。
この度は本当に素敵な畳をありがとうございました!
Mさま、この度は貴重なご縁をいただきまして誠にありがとうございました🌸